相談者 | Tさん(50代 男性/会社員) |
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受傷部位 | 左足 |
後遺障害等級 | 10級 |
受傷内容 | 脱臼骨折 |
賠償額(相談前) | 730万円 |
後遺障害等級 | 8級 | 取得金額 | 2,670万円 |
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Tさんは、バイクに乗っていた際に、対向右折車と衝突するという事故に遭いました。
左足関節開放脱臼骨折、左足開放距骨脱臼骨折により、手術を受け退院しましたが、
抜釘手術の後、化膿性足関節炎を発症したため、再入院して膿を洗浄するなどの処置を受け、2ヶ月以上入院を余儀なくされました。
Tさんは、足首の可動域制限により後遺障害10級との認定を受けていました。
しかし、当事務所の顧問医に診断書や治療経過を確認してもらったところ、
足の指にも可動域制限があるのではないかとの指摘を受けました。
Tさんにお聞きしても、足の指についてはあまり気にしたことがないとのこと。
念のためお医者様に可動域を測定してもらうと、怪我をした足の指は十分に動いていないことが判明しました。
足の指の可動域に制限が出ても、ご本人の自覚症状は乏しいのですが、
歩行や足を踏ん張る際には重要な動きです。
足の指の可動域制限について後遺障害診断書を作成してもらい、異議申立てを進めたところ、
後遺障害等級8級を獲得することに成功し、自賠責保険金819万円を受領しました。
その後、相手の保険会社と交渉を進めましたが、
お怪我による減収についての逸失利益を増額させるため、
紛争処理センターへ斡旋手続きの申立てを行いました。
紛争処理センターにて主張立証を尽くした結果、既払金を除き、
さらに2150万円を賠償させることに成功しました。
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